6.12.2015

Xylella キシレラ(細菌) とオリーブの木 i alberi di ulivi

For those who speak English : you can see all the details here.
http://www.nature.com/news/italian-scientists-vilified-in-wake-of-olive-tree-deaths-1.17651

The below ↓ is the description of the article for Japanese-speaking people.

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For Japanese visitors:

プーリアはオリーブの木、オリーブオイルの産地としても
有名なところです。

「いかにも」な写真が意外とみつからず…本当はもっとすごいんですw
ここも、あそこも、どこもかしこも !!! 一面がオリーブの木、みたいな(^o^)

そんなプーリアなのですが、最近よく'Xylella'(キシレラ)に関する記事を見かけます。

一言でいうと、
「元々ヨーロッパにはなかったはずの細菌キシレラが原因で、
オリーブの木々が枯れてしまう、など深刻な被害がプーリア内で広まっている」

というものでした。

イタリア語の記事しかなくて、なかなか概要をつかむのが
難しかったりしたのですが、先ほど英語の記事を見つけることができて、
ようやく「経緯」がわかりました。

この手の話は多くの人にとっては「つまらない」ものかもしれませんが、
プーリアと自然は切っても切り離せない、いわば運命共同体…★

自分としては、今後も動向を見守りたいと思います。
http://www.nature.com/news/italian-scientists-vilified-in-wake-of-olive-tree-deaths-1.17651


<要旨・メモ>
Xylella...元々、アメリカ・南アメリカ固有の細菌で、ヨーロッパには存在しなかった。

2013.10 オリーブの木への感染〜広まりが見られ、イタリアだけの問題ではなくEUの問題として取り扱われように…感染を食い止めようとEUが動く。

アワフキ虫'spittlebug insect'により持ち込まれた??? と言われている。

細菌の除去の仕方でもめる…EUのやり方は「木を根こそぎにして、木立に農薬スプレーをまく」 ← このやり方に農家の人たちは反対

2014.4 告発? 「科学者(the Mediterranean Agronomic Institute of Bari (IAMB))が、研究や教育のためにカリフォルニアから持ち込んだバクテリアが原因」とするもの。

この「たれこみ」により警察が徹底的に捜査…コンピューター押収、書類調査など

5/27 さらに、これに対して、科学者the Italian Association of Scientific Societies in Agriculture (AISSA)たちが公的に援護「その噂に科学的な根拠はない」「科学者たちを脅かすものだ」

科学者にとっては「受難」の日々が続いたが、5/27 Pugliaの?政府から公的資金援助が得られるように。2,200,000€...Lecceにある研究所でXylellaに関する研究が行われるようになる。



.....早急に良い対策が見つかって、オリーブの木々が守られることを心から祈ります♥︎.....





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